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アロマテラピーの注意事項

 

 

海外の一部地域では、健康とされる人が日々の予防や不調の改善を目的に

自然療法の一環としてアロマテラピーが使われています。

しかしながら日本ではアロマテラピーに用いる精油は「雑貨」扱いです。

医師法や薬事法により国家資格を持たない者の診断行為、治療行為、調剤行為などは、

厳しく規制されています。

当ブログに掲載の内容をもとにアロマテラピーを実践される場合は、

特定の疾患をお持ちの方やお薬を常用されている方などは、使用前に医師に相談の上、

必ず用法容量を守り自己責任において使用してください。

また精油の刺激性や毒性も個人差があり、体調によっても結果は異なります。

必ず、事前のパッチテストを実施を行い、

使用中も何らかの異常を感じた場合は必ず医療機関を受診ください。

 

また、昨今アロマテラピーに関連する団体も増えてくる中で、

精油の飲用や原液使用を勧める方もいらっしゃいます。

どんなに高品質のものであっても、植物から精油として抽出された時点で

百倍を超える高濃度のものに変化しています。

それを日本人の繊細な肌に原液で塗布することがアレルギーや肌荒れの原因と

なり得る事は一般の方であっても想像がつく事だと思います。

また、飲用した場合はどうでしょう。

精油は基本的に水には融けません。経口摂取すれば、小腸で吸収され、肝臓に運ばれます。

精油の持つ成分を解毒・代謝する為に肝臓が必死に働くことになります。

継続的に飲用すれば、肝炎を引き起こす原因にもなります。

”食品添加物”とされているものもありますが、天然の香料として食品の香りや風味を付ける

目的で用いられる場合の使用量は10ppm(0.001%)程度の極微量(参考:日本香料工業会)

である事を念頭に置いて考慮されてください。

ヨーロッパ諸国で精油を内服するという話もありますが、あくまでも医師や薬剤師からの

処方や指導によって行われている事で、素人判断では行なうのは危険な行為であり、

当方では絶対にお勧めはしません。

あくまでも自己責任となりますので、十分に気をつけてください。

 

 

アロマテラピーは正しい知識と信頼できる品質の精油を使い実践する事で、

素晴らしい効果が期待できるものですが、治療目的の医療行為ではありません。

改善・解決を保証するものでもありません。

期待の効果や結果が得られない場合、また万が一の事故が起こった場合も、

当方では責任を持ちかねます。予め、ご了承くださいますよう、お願いします。

 

 

アロマ空間Cocoro 代表 堂新橋桂子

 

 

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